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犬養裕美子の冒険するレストラン

落ち着いてワインを楽しめる空間 名物はワインに合う、具なしカレー

アミニマ

2014年11月18日
アミニマ

カレーライス1000円(小800円)。具はなく、ソースだけだが、ソースの中には野菜や肉のうま味がたっぷり溶け込んでいる

外観は黒の壁に真っ赤な扉。中に入ると落ち着いたグレーの壁。その中にオレンジのランプシェードから漏れる灯りがシック。6月にオープンした「アミニマ」は、センスよくパリの雰囲気が盛り込まれている。

「実はオープン前にパリに行って、いろいろ見てきた印象を取り入れてみたんです」と言うオーナーソムリエの鳥山由紀夫氏。鳥山氏は福岡県出身、現在45歳。19歳で乃木坂のフレンチ「レストランFEU」に料理人として入るが、途中、サービスに転向。合計13年を経て、一緒に仕事をした森本秀和シェフが独立した恵比寿のフレンチ「サリュー」で12年。

「サリューで10年経ったとき、独立すべきか、改めて考えました。基本はシェフの料理に合うワインを提案すること。でも、逆に自分からワインを提案して、料理を選んでもらう。もしくはワインだけで楽しんでもいい。そんな店をやりたいと思い始めて」。忘れかけていた、いつかは自分の店を持つという夢を実現させる気持ちになったと鳥山氏。

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