「伝説のすた丼屋」のユニークな社員集め
飲食店の人手不足は、今や深刻な経営課題
ご存じの通り、飲食店の人手不足は今や大都市圏だけでなく、どこの店でも深刻な経営課題になっています。飲食ビジネスが若者から、「勤務時間が長い」「労働がハード」などと、あまり良い印象を持たれていないことも一因です。働きやすくて夢のある職場を作らねばと、業界にかかわる人間の一人として責任を痛感する部分です。
現在の求人難は、働き手の取り合いといった様相を呈しています。飲食店はお客だけでなく、働き手も取り合わざる得ない状態にあります。
伝説のすた丼屋 東八店
そんな中で、東京都西部を中心に「伝説のすた丼屋」12店を展開するアントワークス( http://www.antoworks.com/ ) が福岡県、熊本県、沖縄県の3カ所で、合同会社説明会に参加。なんと合計5人の正社員獲得に成功しました。私は同社の事業計画策定などをお手伝いしているのですが、正直なところ、5人も採用できるとは思っていませんでした。
店を展開していない地方まで出向き、人を集めるというのは、中小の飲食店チェーンとして非常に珍しい試みです。今後、社員募集時の選択肢の一つになっていくのかもしれませんが、こうした手法を含めて労働力確保を考えなければならない時代ということなのです。
伝説のすた丼屋 作業風景
個人経営の飲食店が、よその地方で募集をかけることはできないでしょうが、従業員を集めるために、そこまでする時代になったということは知っていて損はないと思います。
せっかく働いてくれることになった従業員ですから、その定着率を高めることが大切です。従業員教育が勝負の分かれ目になります。
まずは「この仕事を好きになってもらうこと」。
従業員教育の基本はそこに尽きるのではないでしょうか。この仕事を覚えたら、次に何ができるのか。どうすればステップアップができるのか。仕事に夢が持てないと好きになれませんからね。
2007年7月24日|Posted by 小島 由光
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