もうすぐ4月
こんにちは。日経レストラン編集部、安倍俊廣です。
もうすぐ4月。桜の花が見ごろになる季節がやってきます。入学、入社、そして人事異動といった門出を祝うように、街のそこかしこが淡紅色に染まります。
もっとも、それは東京での話。仙台という北の街で子供時代を過ごした私にとり、この美々しい花は長いこと、5月のゴールデンウィークに満開になるものでした。
入学式などとっくに終わっている。3週間という時間の差。この国が思いのほか大きく、均質に見えてもいろんな違いを抱えている。桜が咲く頃になると、そんな当たり前のことを思ったりします。
仙台では飲食店の多くが、いわゆる復興特需に沸いています。前年よりも客数、売り上げを伸ばしているところも少なくない。同じ市内でも海岸沿いには大震災との名が付いた日のままのところもある。ひとくくりに被災地と呼ばれるようになった土地々々で、春のやって来るスピードは様々なのです。
多くの人が集い、楽しい時間を過ごす。飲食店は、街が賑わうのに欠かせない軸です。国が発表する統計データがどうあれ、外食の復活を多くの経営者が肌で感じられるようになって初めて、この島の再起はなる。
もうすぐ4月。冬はもう終わりです。
2012年3月29日|Posted by 日経レストラン編集
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