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編集部のマルチスコープ

激戦区・東京に見る「深夜のヘルシー」市場の可能性

ご愛読ありがとうございます。日経レストラン編集長の戸田顕司です。

8月28日から、小さい会社のブランド戦略では第一人者である村尾隆介・スターブランド共同経営者が講師を務める「中小企業のためのブランド戦略セミナー 飲食店編 第2期」を開講しました。多くの意欲あふれる飲食店の方々にご参加いただき、感謝しております。

さて、その講義で、夜遅くにつまみを食べてそばで締めるという業態の可能性についての話が出てきました。一般に、ゆっくり過ごせるそば店は、午後9時過ぎには閉まってしまうイメージがあります。そば打ちの作業を考えると、深夜までの営業は難しいのでしょう。

だからこそ、他店がやっていない時間帯に焦点を当てることで、その地域でオンリーワンの存在になる。これがブランドにつながっていくというわけです。

実際、仕事で食べそびれて帰りが遅くなったときに、「健康を考えると、あまりがっつりとは食べたくない。軽くつまんでそばでも」と思う人は少なくないのでしょうか。私もそんな1人でした。

ところが、最近、帰宅途中に深夜0時近くまで開いているそば店がオープンしました。価格競争が厳しいランチ営業はせず、夜営業のみですが、その分、遅くまでやっているというわけです。

日経レストラン8月号「冒険するレストラン」でも、午後7時オープンで深夜2時過ぎまでそばを提供する「賛否両論メンズ館」を紹介しました。高齢化社会において、深夜のヘルシー志向というのは新しい市場として注目に値しそうです。

飲食店の競争が激しい東京ですが、このように市場を細かく見ていくと、人口は多く、ライフスタイルも多様なだけに、チャンスはいくつもありそうです。

そのヒントを、山形・庄内の繁盛イタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥田政行シェフが伝授します。10月14日(火)~15日(水)に開催する「繁盛店作り“2日間”徹底講座 <東京版>」。激戦区で勝ち残る飲食店経営の要諦を学べます。ふるってご参加ください。

最後に、おかげさまで日経レストラン編集長として2年が経ちました。読者の皆様に支えていただいていることに御礼を申し上げると同時に、3年目もさらにパワーアップした「日経レストラン」で皆様のお役に立ちたいと意を新たにしております。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。

2014年9月4日|Posted by 日経レストラン編集