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編集部のマルチスコープ

外食離れ、酒離れよりも考えなければいけないこと

ご愛読ありがとうございます。日経レストラン編集長の戸田顕司です。

先日、興味深い話を聞きました。「新聞社がこれから考えなければいけない問題は、『若者の活字離れ』じゃない。いったい何だと思う?」

答えは――「新聞配達員のなり手がいないこと」。人手不足の問題は、思わぬところに影響を及ぼしているというわけです。

さて、これを飲食店に当てはめると……「若者の外食離れ、アルコール離れ」がよく話題になります。しかし、飲食店経営者や店長らが本当に気にしなければいけないのは、飲食店で働きたいという人材の減少ではないでしょうか。

飲食店は「ヒューマンビジネス」です。意欲ある人材を採用し、育成し、定着させなければ、繁盛店の礎ができません。

日経レストランで「アル・ケッチァーノ式仕事術」が好評連載中の奥田政行シェフは仕事を終えて帰る道すがら、毎日3人のスタッフについて考えるそうです。仕事だけではなく、家庭環境なども含めていろいろと思い浮かべます。そして、朝起きたときに、それぞれのスタッフのために自分が何を今すべきかを決めて、舵取りしています。

ここまでして、はじめて人材を抱えることができ、アル・ケッチァーノグループとして各地に出店できるというわけです。日本国内にせよ、海外にせよ、そこに市場がありそうだからといって飛び込むだけでは、決してうまくはいきません。まずはヒトづくりからです。

そのヒントを奥田シェフから直接学べる機会を用意しました。「アル・ケッチァーノ式 繁盛店作り“2日間”徹底講座<東京版>」です。実際に奥田シェフがかかわるレストランを体験しながら、繁盛店作りの要諦が分かります。まだ間に合いますので、ぜひご参加ください。

このほか、日経レストランでおなじみの飲食店コンサルタント、土屋薫氏による『25人に1人の店長しか気づいていないお客様の集め方・増やし方』(日経BP)が9月22日に発売になりました。発売早々に書店サイト「アマゾン」の「店舗・販売管理」部門で第1位になるなど、注目を集めている1冊です。

また、『繁盛店は料理と言葉でつくる』が好評発売中の、キャッチコピーによる販促コンサルタントの第一人者である竹内謙礼氏は、メニュー名とキャッチコピーをテーマとするセミナーを開催します。セミナーの詳細はこちらをご覧ください。

日経レストランは、これからも飲食店関係者のお役に立つ情報を発信していきます。何卒よろしくお願い申し上げます。

2014年10月2日|Posted by 日経レストラン編集