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編集部のマルチスコープ

コミュニケーションの達人に会って思ったこと

こんにちは。日経レストラン編集部の水野です。

2014年もあとわずか。本当に早いものです。「1年の計は元旦にあり」と言います。飲食店の成否を決めるのは「人」ということもあり、日経レストランの2015年最初の特集となる1月号のテーマは「『一緒に働きたい!』と慕われる店長になる」です。

飲食店の現場で、優秀なスタッフが集まり、長く働いてくれるかどうかは店長次第。そこで、どうすれば業績とチーム作りを両立できるのかを探りました。

そうしたデキる店長の1人として、私が取材したのが、和歌山市の麺居酒屋「和歌山ちゃんぽん 忠次郎」の田村辰彦店長です。

2014年に開催された「第9回 居酒屋甲子園」で1300店以上の参加店の中から、全国優秀店長の代表として選ばれた人物です。それだけの方々の代表に選ばれるだけあり、とても話しやすい方です。営業中の様子も見学させていただいたのですが、初めてのお客にもすぐに打ち解け、さすがの人間力だと感心しました。

その田村店長が取り組む日々の工夫は特集で詳しく紹介していますので、ぜひそちらを読んでいただきたいのですが、店を訪ねるとすぐに気付くのは、田村店長は常に笑顔を絶やさないことです。

なぜ常に笑顔でいられるのか尋ねたところ、当の本人は特に意識はしていないとのことでしたが、店長がいつもニコニコして周囲に話しかけているような職場は働きやすく業績面でも好影響を与えるのは当然だと感じました。

問題は、日常生活で笑顔が不足がちで、気の利いたことを話すのも得意ではない自分のようなタイプはどうすればいいのかということでしょう。

以前、あるコンサルタントの方に、「自分がすごいと思う人物ならどうするか」を考えながら行動すると、その人に近づけるという話を聞いたことがあります。つまり、事あるごとに田村店長のように常に笑顔を続けられる人もいることを思い出すだけでも、きっと笑顔が増え、周囲の印象も変わってくるのだと思いました。

コミュニケーション能力はセンスや感覚にたよる部分も多いと思いますが、努力で補える部分もまた多いはず。来年もそれを読者の皆様にお伝えしたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

2014年12月25日|Posted by 日経レストラン編集