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飲食店のハワイブームは続くか

こんにちは。日経レストランの太田憲一郎です。

編集部に届くプレスリリース(プレス向け発表資料)を見ていて、最近特に目立つのが、ハワイ関連のメニューや業態に関するものです。

よく知られたところでは、日本マクドナルドが「ワールドマック ハワイ」キャンペーンの一環として2月10日に発売した「ハワイアン バーベキューポーク」や「ロコモコバーガー」があります。前者はハワイ伝統料理の「カルアポーク」(豚の蒸し焼き)をイメージしたハンバーガー、後者は、特製ソースを使ってハワイ料理「ロコモコ」(ハンバーグ丼)の味を再現したハンバーガーです。

これ以外にも、目に付いたところでは、タツミフードサービス(横浜市)が1月29日に東京・神宮前でハワイアンダイニング「KAKA'AKO DINING&BAR」をオープン。ホノルル発祥のコーヒーショップの日本法人、アイランドヴィンテージコーヒージャパン(横浜市)が2月12日に「Island Vintage Coffee」の2号店を東京・表参道にオープンしました。

ハワイ発の料理や業態のブームは、数年前から顕著でした。原宿周辺のパンケーキ店に行列ができたり、ハワイ産のコーヒーである「コナコーヒー」を販売するコーヒーショップを日本企業が国内展開する動きもありました。

海外旅行者の数にも最近のハワイ人気が表れています、2013年に日本人が多く訪れた国は、1位が米国で373万人、2位が中国で約287万人、3位は韓国で約274万人で、4位はタイで153万人と続きます。米国への訪問者373万人のうち、ハワイを訪れた人は152万人とタイ1国とほぼ横並びとなっています。中国や韓国への訪問者が減る中、ハワイへの訪問者はここ数年増加が続いており、日本人のハワイへの関心が相対的に高まっていることは確かなようです。

ブラジル発祥でハワイで大ブームとなったデザート「アサイーボウル」は栄養価の高い果物「アサイー」のスムージーの上にフルーツやグラノーラを盛り付けたもの。これに続いて、中南米原産の果物であるドラゴンフルーツ(ピタヤ)のスムージーを使った「ピタヤボウル」が現地で注目を集めているようです。

この勢いなら、続々とハワイ発で新しい食材や業態が上陸しても不思議ではありません。引き続き、ハワイ発のトレンドを日本人向けにアレンジしたどんなメニューが出てくるのか、注目を続けたほうが良さそうです。

2015年2月19日|Posted by 日経レストラン編集