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編集部のマルチスコープ

IT活用で厳しい経営環境を乗り切ろう

日経レストラン編集部の太田憲一郎です。

飲食店を取り巻く状況は厳しさを増しています。まずアルバイト時給が上昇しています。新聞報道などでも、時給が前年を上回ったという報道を頻繁に目にします。都内では、飲食店がアルバイトを募集するチラシに記載された時給が1000円を超えるケースも珍しくありません。時給が上昇する背景には、言うまでもなく人手不足があります。必要な人員を確保できず、ランチ営業を中止する店もよく見かけます。

さらに円安傾向が今後も続く見込みで、食材の価格がさらに上昇する懸念もあります。

こうした状況で、飲食店の経営を続けていくには、これまで以上に作業を効率化して無駄な経費を削減することが重要になります。

その重要なカギになるのはインターネットの活用ではないでしょうか。インターネットの活用が遅れ気味と言われることの多い飲食店ですが、Facebookページを開設して、お客とのコミュニケーションを密にしている店も以前よりかなり増えてきました。厳しい状況に背中を押されて、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を使い始めたという経営者もいるのではないでしょうか。

ネットの活用分野はお客の囲い込みや集客だけに限りません。人材採用や社内外との情報共有など幅広い目的に活用できます。中には有料のサービスやツールもありますが、使い方次第で、支払った料金以上の効果を上げられます。

「日経レストラン」の連載コラム「人手不足に負けない! 業務効率が高まるIT活用」や「やって分かった! 結果の出るネット集客」の筆者で、「原価BAR」(東京・五反田)の共同経営者である柳谷智宣さんの新著『銀座のバーがウイスキーを70円で売れるワケ』がまもなく発売されます。

「原価BAR」の現場で集客や人材採用にネットを活用して得た成果とノウハウを解説する上記連載をベースに、「原価BAR」を立ち上げた経緯や入場料制を導入した理由、現在の収益モデルなどを新たに書き下ろした1章を加えた内容です。

飲食店のネット活用のノウハウが豊富に詰まった1冊です。アマゾンでは現在、予約受け付け中。近日中には書店にも並ぶ予定です。ぜひお手に取って御覧ください。

2015年8月20日|Posted by 日経レストラン編集