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編集部のマルチスコープ

カレー店で気付いた売り上げアップの工夫

こんにちは。日経レストラン編集部の宮坂です。

シルバーウィークの午後、東京郊外の街で欧風カレーライスの専門店に伺いました。

通りすがりにちょっと気になって立ち寄ってみたのですが、昼食時間からは外れていた時にもかかわらず、結構混んでいました。しかも、フレンチ出身の料理人の方が作るカレーという触れ込みで、店内は少し落ち着いた内装。カレー店には珍しく、女性の1人客も何人か来店していました。カレー店で女性客も入りやすいというのは、集客の上で大きなプラスではないでしょうか。

しかも、カウンターのそばには「スパイシーなカレーに合うワインあります」のポップが取り付けてあり、それに興味を持ったお客向けに少量のグラスワインを何種類かそろえているようでした。それにサイドメニューを1品程度頼めば、客単価は2000円に届く程度にはなりそうです。こうした女性にも受けそうな客単価アップの視点は他店にも参考になりそうなところが多いように思います。

もう一つ面白いと感じたのは、メニューブックを見てみると、こうしたワインやサイドメニューを利用して、夜はカレーもあるバルとしても使えそうな打ち出しをしていたところです。

カレーライス単品だけならお客のピークは食事どきのみになりそうですが、バル的な展開をすれば、夜の時間帯にもそれなりの集客ができるでしょう。

フレンチ出身という個性を料理に生かすだけでなく、客単価や客数をアップするためにもうまく活用している様子に、とても感心した昼食時になりました。

2015年10月1日|Posted by 日経レストラン編集