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編集部のマルチスコープ

性別・年代別メニューの重要性

ご愛読ありがとうございます。日経レストラン編集長の戸田顕司です。

すかいらーくの谷真社長にご講演いただいた「日経レストラン読者フォーラム」で特に印象に残っているのが、「ミスジステーキ」から見えてくる顧客分析の話です。

鉄板に載せたステーキのスタイルだと、40~50代の男性が好んで注文するというのは想像がつきます。では、ミスジステーキとエビフライ、カニクリームコロッケに、ごはんと味噌汁、総菜や漬け物から成るボリュームたっぷりの「ステーキのお好み和膳」にすると、どのような客層が頼んでいるのか?

実は、50代の女性が多いのだそうです。「健康に気を使いつつも、レストランに来たら楽しみたいという傾向が強い」と谷社長は言います。

同じ女性であっても、20代になると健康志向が前面に来ます。「ステーキのお好み和膳」の割引クーポンを20代女性に配っても、なかなか来店に結びつかないそうです。

同じ食材であっても、見せ方をひと工夫することで、顧客層が変わってくる――。こうした動きは、消費者の嗜好が多様化していることの証しでしょう。

自店のメニューを、「女性向けにできないか」「シニア向けにしたらどうなるか」といった視点で見直してみると、客層を広げるアイデアが浮かんできそうです。

日経レストランでは、今後もお役に立てる情報を発信していきます。何卒よろしくお願い申し上げます。

2015年10月22日|Posted by 日経レストラン編集