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編集部のマルチスコープ

部下がついてくるトップの考え方

こんにちは。日経レストラン編集部の水野です。

雑誌「日経レストラン」の活用法の1つとして、経営者が購入し、それを従業員に読んでもらうことで、経営課題について同じ問題意識を持ってもらえるようになるというものがあります。

特に料理人としての経験がない飲食店の経営者は、料理人たちに自分の方針を伝えることに苦戦しがちで、雑誌を読んでもらうことで成功事例を伝え、料理人たちに自分の方針を納得させることに使っていただくくことも多いようです。

先日、取材させていただいた経営者の方も料理人出身ではなく、料理人たちと信頼関係を構築するまでに苦労したそうです。その手法は2016年1月号の特集でも紹介しますが、ふっと思い出したのが、以前、取材をさせていただいた有力経営者の方々のお話です。

ある方は、部下に仕事を任せるときは「信用しても信頼するな」と仰っていました。信じて仕事を任せることは大切ですが、頼りすぎて依存してはダメで、もしもその部下が突然、会社を辞めてしまっても、いつでもカバーできるように、常に考えておかなければならないという心構えです。

また、別の方に聞いて印象に残っているのは、「辞めたければ辞めろ」と言える人には人がついてくる一方で、その覚悟がない人からは自然と離れていくというものでした。

部下に頼りすぎてはいけないし、いつ辞めてもらっても結構という心構えを持っていなければならない。私たち「日経レストラン」が取材対象とする飲食店経営者は本当に大変な仕事だとあらためて思いました。

2015年12月17日|Posted by 日経レストラン編集