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読んでおきたいこの1冊

人が美味しさを感じる仕組みを探る

『おいしさの秘密!』伏木 亨、飯島 奈美 著 (メディアファクトリー/900円+税)

2009年7月2日

味覚のメカニズムを解明する栄養化学の第一人者、伏木亨氏と、映画『かもめ食堂』などを手がけた人気フードスタイリスト、飯島奈美が「美味しさ」について行った対談をまとめている。

人が「美味しい」と感じるのは、好みによって様々だ。しかし、人には本能的に好きな味というのがあり、「糖」「旨み」「脂」の要素を含むものだという。この3つは生きていくのに必要な必須栄養素なので、この要素が豊富な食べ物に執着するようだ。たまに無性にカレーライスやハンバーグ、ラーメンなどが食べたくなるのはこれらの要素がすべて入っているからだ思うと納得できる。

また食欲をかきたてる色彩や温度などを科学的な視点で解説しており、これらをヒントにすれば、ヒットメニューが生まれるかもしれない。

著者略歴

伏木 亨(ふしき・とおる)

京都大学大学院教授。栄養化学者。日本香辛料研究会会長などを務める。専門は食品生物学、栄養科学。

飯島 奈美(いいじま・なみ)

フードスタイリスト。日清食品「チキンラーメン」、Pasco「超熟」のTVコマーシャルや、映画『かもめ食堂』でフードスタイリストを担当。


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