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読んでおきたいこの1冊

月商を2.5倍に増やした居酒屋店主から学ぶ繁盛術

『ラストオーダーは稼ぎ時』

2010年4月8日
『ラストオーダーは稼ぎ時』

『ラストオーダーは稼ぎ時』中島孝治著(商業界/1500円)

千葉県市川市の「手羽矢南行徳店」のオーナーが月商200万円まで落ち込んだ売り上げを250%増に持っていくまでの奮闘ぶりを書いた本。接客やメニューを改善し、リピーターを増やすために著者が実際に行ったことが詳しく書かれている。

この店では多くのイベントを行っている。企画はスタッフに任せ、そのイベントで掛かる費用を回収するには何人の来店客数が必要かを考えさせる。

「スタッフ全員がコスト意識を持てば販促が活発になる」と著者は言う。本書のタイトルにもなっている「ラストオーダー」についても、あといくらで売上目標を達成できるのか、全員が把握することで、おのずとオーダーの取り方にも工夫が出てくると話す。イベントや販促は、コストや手間を考えるとつい二の足を踏んでしまいがちだ。しかし「やれることはすべてやる。やらなければ反省できないし、売上につながらない」という著者の信条を実行してみる価値はありそうだ。