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読んでおきたいこの1冊

いい言葉、いい物語で自分を豊かにする

『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』

2010年11月25日

文=稲田 由美子

『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』

『リッツ・カールトンで育まれたホスピタリティノート』高野 登 著 発行:かんき出版/1365円

著者はサービスで定評のあるホテルチェーン、リッツ・カールトンで日本支社長を務めた後、サービス業をはじめとする企業、病院、地方自治体などで講演活動を行っている“ホスピタリティの伝道師”。サービスに関する著書はロングセラーになっている。

本書の原点は、35年間のホテルマン人生で出会った大切な言葉や物語、自分の考えや思いを書き付けたノートだ。「ホスピタリティノート」と名付けたそのノートには、サービス論も組織論も登場するが、どれも具体的な事例が分かりやすい言葉で簡潔に書かれているので、内容が頭に沁み込むように入ってくる。

本書を読むことは、真のサービスを実行するために必要な感性を磨くための近道となるかもしれない。