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読んでおきたいこの1冊

指針を求める経営者に贈る 100の言葉

『経営者の手帳』

2011年3月24日

文=稲田由美子

『経営者の手帳』

『経営者の手帳』坂本光司 著 発行:あさ出版/1470円

経営者やリーダーに気が付いてほしい事柄を、格言のように短い100の言葉にまとめた経営語録だ。

著者の専門は中小企業経営論。2008年に出版した著書『日本でいちばん大切にしたい会社』は、社員とその家族を大切にする日本の個性的な会社を紹介し、ビジネス書のベストセラーとなった。

著者は長年にわたり、企業経営者など数多くのリーダーと接する中で感じたことを語録の形で紹介してきた。本書はその中から100項目を選び、解説したもの。

基本的には右ページに3行前後の言葉を、左ページにその解説を載せる構成なので、忙しい経営者でもこま切れの時間で読むことができる。言葉自体は短くシンプルで、その解説文も簡潔なだけに、逆に読後、自分はどうなのか、じっくり思いを巡らせることができそうだ。

孤独な立場の経営者、リーダーが自分の心や組織の状態を省みるきっかけとして、本書を利用してみてはどうだろうか。