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読んでおきたいこの1冊

個人経営の店が長く愛されるために必要なこと

『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』

2011年5月26日
『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』

『トマトが切れれば、メシ屋はできる 栓が抜ければ、飲み屋ができる』宇野隆史著発行:日経BP社/1500円

本誌の人気連載「小さな繁盛店の作り方」を加筆修正し、単行本化したもの。店作りの基本を伝える章「儲からない店なんて、絶対にない」、メニュー作りのコツを伝える章「料理ができなくても、人気メニューはできる」など、5つのパートに分類し、繁盛店を作る方法を分かりやすく紹介する。

例えば、デザートにアイスクリームをサービスするときは、厨房で盛り付けるのではなく、「サービスしときます!」と言って、お客の目の前でサービス分のアイスクリームを盛り付ける─。ほんの少しの工夫と手間が感動を呼び、お得感を与える。その結果、デザートの注文数も増える。

本書にはこうした個人経営の店がマネできるノウハウが数多く散りばめられている。繁盛店作りで一番大切なのは、「どんな店だったら自分が楽しいか。それを考えれば、おのずといい店ができる」と筆者は説く。この本を読めば、飲食店で働くことの楽しさが再確認できるはずだ。

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(文=水野孝彦)