「カネを払え!」にどこまで従うべきか

○月×日 セミナーより(2)
レシート無いのに
カネ払えは恐喝!?

さて、外食チェーンでよくトラブルになるのがテイクアウト時の商品の入れ忘れ。

一番困るのは、レシートも持っていないのに「絶対に注文して支払いも済ませたのだからカネを返せ!」と強硬に主張するクレーム客だろう。これを法律的に解釈すると、「買った」という証明はお客の側がすることになっているので、その要求に応じる必要はないということになる。なお、実際には買っていないのに買ったように振る舞って支払いを迫ってくる行為は「恐喝」や「詐欺」になる可能性がある。

無論、このような場合、実際にはお客から購入した時間帯や商品を聞いて、レジの販売記録などを照合した上で、本当に商品を買ったのか検証することが多い。そして、それで確認が取れないにもかかわらず、強圧的な態度を取り続けるクレーマーがいて、従業員が身の危険を感じるなら、躊躇なく警察に相談すべきだ。

ちなみに警察には「犯罪捜査規範」というものがあり、その第61条では、被害届は受理しなければならないと定められている。被害届を受理してくれたからといって、必ず警察が動くというわけではないが、警察は必ず困っている人の話を聞かなければならないと定められているわけだ。

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