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クレーム担当者の奮闘日記

クレーマーになる定年退職者たち

2010年6月17日

イラスト=蛭子 能収

今月のトラブル報告

数日前、30代の夫婦(夫:A、妻:B)とBさんの父親で65歳前後と思われる男性(C)の3人が来店。その際、配膳中の従業員が過って味噌汁をAさんのももにかけてしまいました。

そこで、店長の私が同伴し、近所の病院に連れて行き診察してもらいました。幸いヤケドなどはなく、当日の診察代金とクリーニング代金を店側で支払い、飲食代金も頂かないということで、当事者のAさんとその奥様Bさんにはご了解いただけました。

ところが昨日の昼頃、Aさんの義理の父親であるCさんが店に「義理の息子はヤケドで会社を休み、病院に通院している。誠意を示せ!」という電話をかけてきました。

かけてしまった味噌汁の量は少なく、温度もさほど高くはありません。会社を休んで通院する必要はないはずです。そもそもご迷惑を掛けた当事者のAさんからはその後、何の連絡もありません。

本日、Cさんと夫婦が同居する家を菓子折りを持ってお見舞いに訪ねたところ、「義理の息子は大企業勤務で給料が高い。休業補償を支払え!」と、Cさんに追い返されてしまいました。

Cさんは今はリタイヤされていますが、現役の頃は総務の仕事をしていたそうです。その経験から私たちの対応に納得がいかないとのことなんですが、どう対応すべきでしょうか。(店長D)

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