応募用紙記入のポイント
応募用紙は1次審査はもちろん、2次審査や決勝でも参考にします。試食で高い評価を得た作品でも、応募用紙と照らし合わせ、「売価○円は高すぎる」「工程が複雑で実際に提供するのは無理」などと判断されると、減点の対象となるので要注意です。また第三者が読みやすいよう、字は大きく丁寧に、一つの文章も短く簡潔にすることを心がけてください。

ポイント1 メニュー名でつかむ
メニュー名や写真は、作品の第一印象を決める重要な要素です。特に1次審査では、審査員は数多くの応募用紙を見る必要があるため、最初からすべてを読み込むわけにはいきません。インパクトあるメニュー名で料理の特徴をうまく伝え、「おいしそう」「面白そう」と興味を持ってもらうことが重要です。
ポイント2 誰もが納得する値付けを
「この内容で○○円もするの!?」など価格に疑問を持たれると不利。「原価が○円だから原価率30%にするには□円」というように売価を決めるのではなく、「いくらならお客さんが注文してくれるか」をベースにバリューある値付けを心がけて下さい。
ポイント3 原価率は歩留まりを考慮して計算
戦略的に高く設定している場合は別として、むやみに高い原価率や、本当にこんなコストでできるのかと疑問を抱かせる原価率は、減点対象となるので注意しましょう。もちろん、原価計算の際は歩留まりも考慮すること。例えば1kg1000円の食材を100g使う場合、原価を100円と考えがちですが、使える部分が60%(歩留まり60%)の食材なら600g=1000円として計算することが必要です。
ポイント4 料理の「売り」を分かりやすく表現
セールスポイントの欄に料理の作り方を細々書く人がいますが、それよりも、どのような気持ちで考えた作品かなど、料理の「売り」をハッキリと分かりやすく表現しましょう。
ポイント5 写真は作品の状態がよく分かるものを

クレープや春巻きのように何かで包んだ料理(左)は、断面の写真(右)も添えると分かりやすい
第一印象を左右するだけに、携帯電話で撮った小さな写真や、ピンボケ写真は避けましょう。また、2次審査では写真を参考に料理を再現するので、盛り付けの全体像や細部、器の大きさなどがよく分かるよう、写真を複数用意するなどの配慮をして下さい。
ポイント6 材料の量はできるだけ具体的に
「キュウリ1本」「シメジ1パック」といっても、ものによってグラム数は異なります。2次審査でしっかり再現してもらうには、できるだけ具体的な数字を記入したいところです。写真に写っている食材がレシピに記されているかの確認も忘れずに。
ポイント7 第三者が見て正確に理解、再現できるか
2次審査はレシピを基に料理を試作するので、レシピは他人が見ても正確に再現できるよう詳しく書くことが必要です。特に加熱時間や温度、火加減、食材を切るときの厚さなどは、「何℃で何分」「○mm程度の厚さ」などなるべく具体的な数字で表現して下さい。ほかに「材料欄にある食材が作り方に出てくるか」もチェック!応募前に一度、同僚などに読んでもらい不明点がないか確認することをお勧めします。









