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経営

店にかける保険 お得な選び方は?

2006年2月6日

文=齋藤 訓之

近年の損害保険の補償内容と保険料は各社各様で、ユーザーが独力で資料を集め、比較検討することは困難になってきている。そこで、失敗の少ない損害保険選びをまとめた。ポイントは「乗り合い代理店」の活用と、事業用総合保険を中心に設計することだ。

リスクを洗い出す

損害保険加入を検討する際、一番最初にすることは、自店にどのようなリスクがあるかを洗い出してみること(表1参照)。損害額は表2のように相当に高額になることが分かる。より正確に算定するには表3を参考に、5種類に分けて考えると分かりやすい。

保険代理店の岩脇保険事務所(千葉県船橋市)の岩脇一生社長は、「飲食店の場合、食中毒のリスクがあることが他業種との違い。生産物賠償責任保険(PL保険)への加入は必須と考えるべき」と指摘する。

一方、物損もあなどれない。「店舗の階下に医療機器、精密機器、美術品などがある場合、水漏れなどを起こすと数千万~数億円の損害賠償を求められることがある」(同)。しかも、個人事業の場合は無限責任を負うことになるので注意が必要だ。

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