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調理・メニュー

中国茶の種類やいれ方を教えて

種類が豊富な青茶は日本人好み。緑茶や花茶も人気あり

2006年3月13日

中国茶は発酵の度合いによって、緑茶、白茶、青茶、紅茶、黄茶、黒茶の六つに分けられる。これらに香りを付けた花茶も加えると、全部で7種類となる。

日本人に人気があるのが青茶だ。烏龍茶もこの一つ。発酵度が15~70%と幅広く、味わいも様々だ。

青茶の中で発酵度が一番低いのは清茶(せいちゃ)。緑茶に近いさっぱりとした味わいと甘い香りが特徴で、和食と好相性だ。次に発酵度が低いのが凍頂(とうちょう)烏龍茶や鉄観音茶。人気が高い凍頂烏龍茶は、香りがまろやかなお茶で、アレルギーやむくみを軽減するとされる。鉄観音茶は、二日酔い防止などに効果的だ。

東方美人茶という名前で知られる、香檳(しゃんぴん)烏龍茶は、青茶の中でも発酵度が70%と非常に高いお茶だ。フランス料理やイタリア料理などの洋食との相性が良く、ブランデーなどの洋酒を混ぜて飲んでも美味しい。無農薬栽培であるため、生産量が少ないのが難点だ。

発酵度や焙煎度が高いお茶は体を温める効果があるので、寒い季節に勧めたい。青茶の一種の岩茶は、血行を良くし冷え性に効くようだ。

日本では、茉莉花茶(まつりかちゃ、ジャスミンティー)に代表される花茶も好まれる。中でも、最近、健康茶として注目されているのが菊花茶。クセがなくて飲みやすく、目の疲れに効くといわれている。ノンカフェインなので、寝る前に飲んでも良い。ややクセのあるぷーあーる茶とブレンドしても美味しい。

お茶をいれる時は、できるだけ磁器やガラス素材の急須を使う。陶器の急須は、お茶の香りを吸収するからだ。1つの急須で様々な種類のお茶をいれると、次にいれたお茶に香りが移ってしまう。金属の茶漉しも避ける。

1回に使用する茶葉は、小さめの急須なら3~5g程度。100g1000円の茶葉でも、1回30~50円で4~7杯は飲める。お洒落な茶碗で提供したり、注ぎ足し用の湯を用意すれば、400円前後の価格設定でもお客の満足度は高い。保存する時は、湿度と光、温度、臭いに気を付ける。冷蔵庫で保管する時は、密閉しないと、他の食品の臭いが付いてしまうので要注意だ。

(日経レストラン編集部)