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調理・メニュー

料理写真を上手に撮るコツは?

アップにすると迫力あり。ストロボ使わず自然光で

2007年1月18日

メニューブックに使う料理写真は非常に重要だ。お客は見た目で多くを判断するので、美味しそうに見えない写真では逆効果になりかねない。ちょっとしたことに注意するだけで、プロ並みの知識や一眼レフカメラなどの高価な機材がなくても、美味しそうに見える写真を撮影できる。

まず1つ目のポイントは、料理の大きさ。できるだけアップで撮る。大皿の真ん中に乗っている料理を撮る場合、どうしても皿全体がファインダーに収まるように撮りがちだが、これではメインの料理が小さくなって、どんな料理なのかが分からないし、迫力に欠ける。

アップで撮るときはカメラのオートフォーカスを外し、マクロ機能を使うとうまくいく。少しくらい周囲がボケていても構わない。むしろ、その方が雰囲気が出る。カメラにマクロ機能が無いため、ピントがボケてしまうといった場合は、少し離れたところから望遠機能を使って撮ってみよう。迫力のある料理写真になるはずだ。さらに高さのある料理は、真上に近いところから撮影するよりも、斜め45度くらいの角度から撮った方が立体感を感じさせる写真になる。

2つ目のポイントは、光の使い方だ。まず、撮影はできるだけ自然光を使える日中に行う方が好ましい。ストロボを料理に直接当てると、影ができてしまい、素人写真に見えてしまうからだ。ただし、直射日光は強過ぎるので禁物。レースのカーテン越しなど、日光が直接当たらないところが最適だ。

もし外光が入らなかったり、日中に撮影ができない場合は、ストロボを使わずに済むように照明をできるだけ明るくした上で、反射板を使って料理に光を当てる。反射板を使うことで光が料理全体に回り、明るい写真が撮れる。このときに使う反射板は、大きくて白いものなら何でもOK。板状の発泡スチロールや、大型のカレンダーの裏でも代用できる。

そのほかの細かい注意点としては、料理の表面を乾かさないこと。刺身などは、表面にみりんを塗っておくとツヤが出てきれいな写真になる。

(日経レストラン編集部)