後悔しないための椅子・テーブル選びは?

素材チェックも忘れずに

ほかにも、選び方を間違えてお客や店側の使い勝手が悪くなる例は多々ある。その教訓を下記の図にまとめたので参考にしてほしい。

また、椅子やテーブルの素材についても、十分乾燥させた材料を使っていないと、「むくの天板が1年もすると反ってしまった」といったトラブルが起こるので、それぞれの利点、欠点を理解した上で選びたい。

ちなみに、むく材は厨房の熱やエアコンの影響で反ることがよくあるので、最初から1年後に直すぐらいのつもりがよい。また、「木練付板はえぐれやすいが、ウレタン塗装なら比較的強いし、メラミン合板は角に金物をかぶせれば強度が増す」(山際氏)という。

椅子の張り地は、一般的に安い方からビニールレザー、布、革の順。布は趣味も生かしやすいので選びがちだが、「回転数が多いとすぐに擦り切れ、3~4カ月で張り替えが必要になることも」(中村氏)。その点、革は10年以上もち、コストパフォーマンスが高い。

初期投資に余裕があれば革を、また、回転数の多い店なら丈夫なビニールレザーや革、白っぽい色にしたいなら、拭きやすいビニールレザーや取り外し可能な布カバーを候補に考えたい。もちろん、最終的にどんな素材を選ぶかは店の雰囲気によるが、「椅子もテーブルもお客様が直接触れる部分なので、チープにしない方がいい」(山際氏)というのがプロ達の一致した意見だ。

前のページへ
最新お薦め記事一覧
バックナンバー