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飲食ビジネス価値創造

“銀だこスタイル”で攻める やりたいのは「外食産業」

佐瀬守男 ホットランド社長

2015年5月11日
佐瀬守男 ホットランド社長

させ・もりお 1962年群馬生まれ。88年、焼きそばとおむすびの専門店を立ち上げる。97年に「築地銀だこ」をオープン。連結売上高は273億8800万円(2014年12月期)

 たこ焼きチェーン「築地銀だこ」が好調に推移しています。

 2015年2月まで、19カ月連続で既存店は前年同月比を上回っています。転機は、09年に出店した「築地銀だこハイボール酒場」。たこ焼きとハイボールの組み合わせは最初は手探りでしたが、売り上げがどんどん上がっていきました。たこ焼きだけだと来店頻度が月2回ぐらいですが、「築地銀だこハイボール酒場」には週1回とか来ていただけます。おつまみの注文も入るので、客単価は約2倍で1500~1600円。それでも、お客様には値ごろ感を持っていただいています。

また、たこ焼きを食べるシーンが広がりました。もともとはおやつ感覚でしたが、「築地銀だこハイボール酒場」のヒットで自宅の晩酌用にたこ焼きの持ち帰りが増えたのです。このため、既存店でも夜の売り上げが伸びました。さらに、たこ焼きのメニュー開発によって、夕食代わりにもなっている気がします。

ほかにも、16個入りや24個入りといった「だんらんパック」でパーティー需要を取り込んでいます。外国人客も多くいらしています。例えば、東京の「上野アメ横店」は7割以上が外国人観光客です。

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