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飲食ビジネス価値創造

「学べる会社」を目指し 従業員満足を高める

寺田心平 タイソンズアンドカンパニー社長

2016年3月7日
寺田心平 タイソンズアンドカンパニー社長

てらだ・しんぺい 1972年東京生まれ。慶應義塾大学を卒業後、米カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院から台湾での勤務を経て、99年に「T.Y.HARBOR」再建のために入社。現在は、13店舗を展開する

 2015年12月に新業態の「No.4」(東京・麹町)を開店しました。

 クラフトビールやサードウェーブコーヒーなど、“職人によるこだわり商品”の市場が伸びています。我々の店ではビールやパンなどを内製化しており、コーヒーもパートナーと組んで豆を焙煎(ばいせん)しています。こうした要素を詰め込んで、ベーカリーでもカフェでもレストランでもない、今までの業態の枠を解き放った店をつくりたかったのがきっかけです。

出店に当たっては、パンを絡ませたいと思っていました。ベーカリーは、地元の方々にとても喜ばれる業態です。しかも、麹町の近辺にはベーカリーがありませんでした。ですから、準備中から手応えがありましたね。地元の方々からストレートに「うれしい」という反応が返ってくるほどでした。

オープンしたところ、自分が思っていた通りにお客様に使っていただけているようです。朝・昼・夜それぞれの時間帯で、客層は微妙に変わりますが、ずっと来店があります。夜遅い時間でも、会社帰りにパンを購入されたりしています。

この業態については、多店舗展開の可能性もあると感じています。約40坪(約132m2)で焼きたてパンから料理そしてアルコールまで出すので、例えばホテルとの協業というスタイルが考えられそうです。

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