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気になる新店

ホームメード感覚を払拭した「高級シフォン」で集客狙う

シンフォニー・シフォン 堀江店(シフォンケーキ店、大阪・北堀江)

2014年7月11日
シンフォニー・シフォン 堀江店(シフォンケーキ店、大阪・北堀江)

手前から「ストロベリークリームシフォン」(980円)、「シフォントースト」(810円)。アイスコーヒーのセットは各プラス300円。いずれもフルーツとソフトクリームのカップを盛り合わせて提供し、テークアウト販売と差別化する

鉄板で調理した串焼きを提供する創作料理店「鉄板神社」が人気の寿幸(大阪市中央区)が、シフォンケーキ専門店「シンフォニー・シフォン」を5月に開いた。店舗での提供とテークアウトの両方で販売して、売り上げを伸ばしていく計画だ。

シフォンケーキは直径20cm以上の大きな型で焼いたものを切り分けて提供することが多い。後発の参入で特色を出すため、フランスのケーキなどを研究して直径10cmの小さな型で焼いたシフォンケーキを開発した。一般に小さな型では火が一気に通るため、ふわふわのスポンジ状に焼き上げるのが難しい。蒸気を外に逃さない密閉性の高いオーブンで焼くことで、蒸気圧によって生地をふんわりと仕上げることに成功した。さらに、通常はカットしたケーキにクリームを載せるスタイルが多いが、ここではケーキの内側にクリームを詰めた。生地がクリームより先に舌に触れるので、生地のふわふわ感が印象に残りやすいという。プレーン、ストロベリーなど味の違いにより7種あり、一番人気はバターを塗って焼いた「シフォントースト」(810円)。バターの塩気と生地の甘味のバランスが好評だ。シフォントーストで男性客も集まり、お客の男女比は1対1だという。

シンフォニー・シフォン 堀江店(シフォンケーキ店、大阪・北堀江)

インテリアのテーマは「優雅さ」。視察したフランスのカフェを参考にワインレッドを基調にした

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