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気になる新店

食材の有効活用でコスト削減 料亭の味を安く楽しめる定食店

まかないテーブル(和食店、大阪・肥後橋)

2014年9月5日
まかないテーブル(和食店、大阪・肥後橋)

手前から、昼に人気の「大山鶏の京風親子丼」(950円)と「産地直送健康肉定食」(950円)。親子丼は「菊乃井」主人の村田氏が「まかない丼」として考案したもの。ほかに、割烹「祇園 さゝ木」主人の佐々木浩氏が考案した丼メニューもある

6月末、日本を代表する料理人の考案による「まかない料理」が特色の和食店が大阪市内にオープンした。同店ではまかないの本質を「従業員が健康でしっかり働けるための食事」と捉え、お客にも健康的なおいしい食事の提供を目指す。減農薬などこだわった食材を料亭などでは使わない部分までムダなく利用してリーズナブルな価格で提供する方針だ。

昼は定食や丼などを用意する。目玉は、京都の老舗料亭「菊乃井」主人の村田吉弘氏が考案した「大山鶏の京風親子丼」(950円)をはじめとする「まかない丼」。有名料理人の料理が手軽に食べられると人気を呼び、1日当たり限定30食が連日完売する。それをきっかけにお客が増え、昼はお客が2.5~3回転する。

夜は創作居酒屋となり、京都の有名割烹「祇園 さゝ木」主人の佐々木浩氏が考案した「鳥取県産和牛のまかないすき焼き」(1200円)が人気。「さゝ木」と同等の肉を使い、同店では使わない端の部分まで利用してこの価格を実現した。夜は毎日1.5回転しており、さらにスタッフを増やして売上拡大を狙う考えだ。

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