「プロのだし」売り物はっきりさせた小型和食店

「京だし炙 かごの屋 川崎駅前大通り店」(京料理専門店、川崎市)

2009年4月3日

左:入ってすぐ、ガラス張りのオープンキッチンが目に入る。清潔で躍動感があふれる
中:看板メニューの「京野菜と鶏つみれのコラーゲン鍋」(1029円、奥)。鶏つみれには丹波地鶏を使用。手前は「京野菜の炙り焼き盛り合わせ」(1029円)。岩津ネギ、シイタケ、金時人参、エビ芋に、スダチ、塩、八丁味噌を好みでつける
右:個室の窓の外は、落ち着いた京都庭園をイメージした空間。数分おきに照明を落とし、オブジェに大文字焼きの写真を浮き上がらせる仕掛けもある

川崎市の一画、昔ながらの商店と新しい店が並ぶ商店街に京料理専門店、「京だし炙り かごの屋 川崎駅前大通り店」がオープンした。和食しゃぶしゃぶ『かごの屋』を展開するキンレイがコンセプトを一新してリニューアルした店だ。

「関西から関東へと展開を図るうち、大規模で総合的な和食よりも、規模を小さくして投資効率を高めることが必要と考えるようになり、新業態へのリニューアルを図った。それには、コンセプトを明確にすることが重要。キンレイのウリである“だし”を生かした京料理を提供することにした」と業態開発マネジャーの望月進さん。

だしは毎朝、料理人が昆布と鰹節から丁寧にとったものを使用。ほかの食材もできるだけ店内加工するよう心がけている。食材は本当に美味しいもの、安全性の高いものを厳選し、除草剤や化学肥料を使わない丹波の農家と直接契約し確保。鶏肉も丹波地鶏にこだわった。「低価格で添加物の少ない『安全・安心』な料理を提供したい。今はそのための調理技術を上げることが課題」(望月さん)。

客層は、近所に勤めるOLや主婦、年配の夫婦など、30代以上の大人が多い。今後は、首都圏を中心に展開する予定だ。

文=ドイ コージ / 写真=小川 玲子

店舗DATA

川崎市川崎区砂子2-6-15 ダイワロイネットホテル川崎2F
TEL:044-221-0268
2008年12月16日開業●店舗面積/60坪(198m2)●席数/75席●営業時間/モーニング7:00~10:00、ランチ11:00~17:00、ディナー17:00~24:00(L.O.23:00)●客単価/モーニング850円、ランチ1000円、ディナー3500円●目標月商/1200万円●原価率/30%●スタッフ数/35人●経営/キンレイ

※この記事の情報は、2009年1月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。

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