壺入りメニューが評判 “昭和”座敷居酒屋

「不二子マイケル」(居酒屋、愛媛県松山市)

2009年4月24日

左:人気の壺入りメニュー。(手前から)「壺めし丼(まぐろづけ)」(450円)、「壺入りタン塩」(580円)、「ねぎま」(180円)、「白めし」(180円)
中:「昭和初期に不二子さんが開いた店」という設定のもと、座敷に掛け軸などを配し「昭和レトロ」な雰囲気で統一した店内
右:松山随一の繁華街「大街道商店街」から一本入った好立地。店頭に積み上げられた漬物樽が目を引く

愛媛県松山市にオープンした居酒屋「不二子マイケル」。ユニークな店名もさることながら、料理を壺に入れて提供するスタイルが地元客に評判だ。「壺入り」メニューは炭焼きやご飯物のみだが、「壺入りメニューを頼まないお客さんはいませんね」と松山英章店長。連日ピーク時には満席になり、入店を断るほどの人気だ。

松山店長が「壺入り」を思いついたきっかけは、店頭に並べた樽から。昭和初期の民家を思わせる店にしようと、店内を座敷にし、店頭に漬物樽を積み上げた。それを見て「樽と似たようなもの……。例えば壺に料理を入れたら面白いのでは」と思いついたという。「自分もお客さんも『面白い』と思える店にしたかった」と話す。

器だけでなく、食材にもこだわる。地元のとれたての魚や野菜を使い、じゃこ天、伊予元気鶏など、愛媛の特産物もメニューに取り入れた。

今は壺のサイズが1種類なので、「壺入り」メニューはご飯物など全体の2割程度だが、「いずれはメニューの8割を壺に入れて提供したい」と松山店長。そのために「大・中・小」とサイズの違う壺を用意して、「入るものはすべて壺に入れたいですね」と抱負を語る。

文=羽野 羊子 / 写真=水野 浩志

店舗DATA

愛媛県松山市二番町2-4-9岸坊ビル1F
TEL:089-943-0600
2008年12月18日開業●店舗面積/20坪(66m2)●席数/50席●営業時間/17:00~翌1:00(金土~翌3:00)、無休●客単価/2000~2500円●1日の来店客数/平日50人、週末80人●目標月商/400万円●原価率/40%●スタッフ数/12人●経営/新世代

※この記事の情報は、2009年2月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。

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