元プレナス社長「おうちごはんキット」販売する弁当店

「おうちごはんフクラ家 大森店」(弁当店、東京都大田区)

2009年5月22日

左:常時40種類前後ある「おうちごはんキット」は400円台が中心価格。作り方の説明書もついている。プラスチック容器は次回の来店時に持ってくれば、10~30円返金する
中:ボリューム感たっぷりのごはんセット(440円~)のほか、カニコロッケやエビフライ、生姜焼きなどを盛り合わせたおかずのみのメニュー(420 円~)も。ご飯は白米、玄米、十穀玄米から選べる
右:オフィス街と住宅地をひかえた立地。昼はビジネスマンやOLがランチにごはんセットを購入し、夕方以降は主婦や単身生活の高齢者まで幅広い客層が来店する

東京都内で定食店「フクラ家」を6店展開するシオ井が、テイクアウト専門の中食業態「おうちごはんフクラ家」を立ち上げた。

塩井賢一社長は「ほっかほっか亭」を展開するプレナスの社長を経て、「利便性だけではない新しい価値の提供を」と、天日乾燥したコシヒカリや、チルドの鶏、豚などを使い、手作りにこだわった「フクラ家」を開発した。「そのこだわりをベースに、女性も入りやすい弁当店にチャレンジしたい」とテイクアウト店を作ったもの。お客の半分近くは女性だ。

ユニークなのは、注文から作るごはんセットやおかず(約40種類)とほぼ同じラインアップで、未調理の食材や調味料を詰め合わせた「おうちごはんキット」を販売していること。「すき焼きキット」(620円)、「さば味噌キット」(360円)のほか、浸漬(浸水)済みの米も1合(90円~)から販売。自分で焼いたり煮たり、ひと手間かかるが、自宅で作りたてを食べられて食材も無駄にしないことがウリだ。「ごはんセットやおかずを買って味を知った人が、キットを購入。1日20~30セット売れている」と同社。

今期は同業態で20店舗の出店を目指している。

文=橋本 伊津美 / 写真=小川 玲子

店舗DATA

東京都品川区南大井3-23-10
TEL:03-6410-8994
2009年1月開業●店舗面積/20坪(66m2)●営業時間/10:00~22:00、無休●客単価/700円●1日の来客数/260~300人●月商目標/450万円●スタッフ数/5~6人●経営/シオ井

※この記事の情報は、2009年2月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。

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