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雑誌「日経レストラン」今月の特集・2012年トレンド大予測 「安心」が外食復興の決め手になる!

2011年11月28日

震災、食中毒、そして不況の影響を受けた2011年も残すところわずか。これから迎える新しい年に、お客を呼び戻し、店を繁盛させるのに必要なものは何か?それは、ノンアルコール宴会、街コン、スプリッツァーなど2012年の最新トレンドを踏まえつつ、お客に「安心」を感じてもらえる店であることだ。そんな外食の「基本」に忠実であれば、2012年に外食は必ずや復活を遂げることだろう。

景気は「今年より悪くなる」「今年と変わらない」――。取材を通じて、大手外食チェーンや繁盛店経営者、コンサルタントから聞こえてくる来年の予想は厳しいものばかりだ。

いちよし経済研究所の主席研究員、鮫島誠一郎氏も「2011年を振り返ると、東日本大震災の復興需要と円高による原材料価格の低下、不採算店舗閉鎖の一巡で外食の上場企業は、意外と業績が良かった。しかし、2012年は厳しくなるだろう」と指摘する。収益増の要因は出尽くしたうえに、円高や欧州債務危機の拡大などにより、メーカーが従業員を削減する動きなどが予想され、総じて個人消費が冷え込むと見られる。

こうした厳しい環境下、低価格の均一価格居酒屋で攻勢をかけてきた三光マーケティングフーズは、「居酒屋の儲けを牛丼につぎ込んでいる」(平林実社長)と言うほど、急速に牛丼店を増やしている。牛丼などの「日常食はインフラ」(平林社長)で、景気の悪影響を受けにくいというわけだ。

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