決断のとき・壱番屋 創業者特別顧問 宗次徳二 編
壱番屋 創業者特別顧問
宗次 徳二(むねつぐ とくじ)
1948年石川県生まれ。生後間もなく兵庫県の孤児院へ預けられた後、宗次家に養子へ。愛知県立小牧高校を卒業後、大和ハウスに就職。結婚を機に独立して不動産仲介業を開業した後、64年に喫茶店経営を始める。68年「CoCo壱番屋」の1号店をオープン。店舗数は1197店(09年3月末)に達し海外にも出店。売上高約682億円に及ぶ(08年5月)。98年に会長就任、2002年から現職
文=三木 いずみ
写真=鈴木 愛子
年間5000時間、誰よりも
働いたからこそ迷わなかった
年間約5630時間、365日で割っても1日約15時間。1000店舗を超える国内最大のカレーチェーン壱番屋の創業特別顧問、宗次徳二の社長時代の労働時間だ。
「毎朝4時10分に起きて4時55分に出社してました。たまに2時頃目が覚めた時は、そのまま起きて24時間営業の『CoCo壱番屋』の店舗を2、3店見てから出社した。でも、どうせならもう少し早く3時55分に起きてればよかったなと思うんですよ。3時台から起きて働いてたら、ちょっと自慢になったでしょ?」。
4時台に出社してもまだ飽き足らない─。経営者の中でも創業者となると、寝る間も惜しんで働く人物は少なくないが、宗次の現役時の猛烈ぶりもまたすさまじい。
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