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マレーシア美味探訪

2007年6月15日

文=宇山恵子

料理の幅が広がるヘルシー調味料

ハラルフード──。多くの人には聞き慣れない言葉だろう。「イスラムの戒律に従った方法で製造された食品」のことだが、こういうと、関係のない食品と思ってしまう。だが、実は今、宗教を越えて、ヘルシー食品として注目され始めている。世界的な健康ブーム、低カロリー食への関心の高まりなどで、トレーサビリティやオーガニック素材へのこだわりが強まっており、ハラルフードの品質やヘルシー度がアップし、日本でも好まれそうな食品のバラエティーが広がっている。

マレーシアは食通にとってまさに楽園。農作物に魚介類と、食材は新鮮で豊富。それらをふんだんに使った、ちょっとスパイシーなマレー料理や中華料理、インド料理……。首都クアラ・ルンプールは、グルメとエステを低料金でゴージャスに楽しめるシティリゾートとして、若い女性にも大人気だ。この地で5月9日~13日に開催された世界最大のハラル食品見本市「第4回 マレーシア・インターナショナル・ハラル・ショーケース」には、日本でもヒットしそうな「美味しい食品」が目白押しだった。

会場は、クアラルンプールの象徴「ペトロナスタワー」のすぐ側。国王も来場するほどの、注目の展示会だった。

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