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女性一人客獲得のあの手この手

“イケメン”揃いの女性向けバー
「GINZA ade2(ギンザ アデアデ)」(東京・銀座、シャンパンバー)

早い時間に来るとスタッフと会話がゆっくりできるので、開店直後に来る常連客も少なくない

東京・銀座のシャンパンバー「GINZA ade2」は来店客の9割が女性。そのうち約3割は、仕事帰りに1人の時間を楽しむ“おひとり様”だ。

「銀座は働く女性の人口が多いはずなのに、男性向けの店が主流。女性が仕事帰りに一息つけるような飲食店があってもいいと思った」と、同店のプロデュースを支援した飲食コンサルティング会社食業普尽の山本基世さんは言う。

同店が女性一人客に支持されるポイントは3つ。第1は、カウンター席を、チャコールグリルを囲むように配し、炭火焼きの作業をするスタッフと会話をしやすくしたことだ。

第2は、スタッフを全員、気さくで話しやすい20代~30代の“イケメン”男性にしたこと。女性客が仕事の愚痴をこぼしたり、リラックスした気分になれたりするよう、「下品にならないフレンドリーな接客を心がけている」(同社)そうだ。

(左)右手がカウンター席。左のテーブル席も1~2人用の丸テーブルなので1人で座っていても居心地が悪くなることはない
(中)生の海老を使った「エビのシャンパン蒸し」(5尾650円、12尾1500円)は、自家製のマヨネーズソースを添えて提供
(右)「エビの炭火焼」(写真は8尾1000円)。シャンパン蒸しも炭火焼きもハーブソースやスパイシーソースなど8種類のソース(各150円)を追加することができる

第3は、メニューと価格だ。同店の看板メニューは「エビのシャンパン蒸し」や「エビの炭火焼」といった海老料理。海老に含まれるアスタキサンチンやタウリンに疲労回復や美肌効果が期待できるためで、そのことをメニューブックでも「女性をハッピーにする食材」などと強調。ほとんどの女性客が海老料理を注文する。スペイン産のカヴァを中心にシャンパンやワインもあり、グラス650円からというのも女性の財布に優しい。

(左)通常は赤いメニューブックだが、会員になるとシルバーに変わる。「艶々ブイヤベース」(800円、+100円でリゾット)など会員のみのメニューがある
(右)銀座の裏通りにあるため、近隣のオフィスに勤める20代後半以上の女性がコアな客層。ショッピングに訪れた人が立ち寄ることも。路面で、ガラス張りなので初めての人も入りやすい

このほか、再来店を促す仕掛けとして会員制度(入会金、年会費無料)も設けている。現在100人が登録。会員カードを提示すると会員専用の箸やメニューブック、コースターが出てくるほか、ブイヤベース(800円)など会員しか注文できない料理もある。

店舗統括マネージャーの菅野真理子さんは、「『ここが私の行きつけの店なの』と彼氏を堂々と連れて来られる雰囲気づくりを意識」しつつ、女性の元気をサポートする店作りを追求している。


店舗DATA

東京都中央区銀座4-9-6 三原橋ビル1階
TEL:03-5148-2688
2008年5月開業●店舗面積/33坪(109m2)●席数/53席(カウンター8席)●営業時間/17:00~23:30、日曜定休●客単価/3500円●原価率/33%●スタッフ数/10人●月商/500万円●経営/フーデックス


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