「日経レストランONLINE」は、「日経レストラン」の休刊に伴い、3月末日をもって更新を休止することになりました。長らくご支援を賜りました皆様に厚く御礼を申し上げます。

飲食店経営者の実態

儲かる店主はココが違う!(1)年収
黒字店主の年収は赤字店の2倍以上!

「日経レストラン」が実施した独自のアンケート調査によると、飲食店オーナーの平均年収は627万円(46.6歳、グラフ1)。民間企業に勤めるサラリーマンの年間給与が平均438万円(43.5歳)だから、飲食店オーナーの方が190万円も上回っている。飲食店オーナーは、一般的なサラリーマンと比べて様々な支出を必要経費として計上しやすいことを考えると、相対的にかなりリッチと言えそうだ。


注:円内に記載の「全体平均」は「黒字」「赤字」のほか「ほぼ収支均衡」「不安定」を含む。「個店平均」とは、「全体」のうち個店経営者のみで算出した平均値


注:同じ店(会社)で働く同居家族の年収を合算


ちなみに、同じ店(会社)で働く同居家族がいる場合、その家族の年収を合算した世帯年収は、平均940万円に達した(グラフ2)。

ただし、すべての飲食店オーナーがリッチというわけではない。「最近3年間が黒字基調の店主(黒字店主)」と「赤字基調の店主(赤字店主)」とを比べてみると、予想以上に大きな格差が開いたのだ。

黒字店主の平均年収861万円に対し、赤字店主は422万円。その差はなんと2倍以上。店舗数が1店の個店オーナーだけを見ても、黒字店主(631万円)と赤字店主(300万円)の差は2倍以上開いている。

なぜ、これほどの差が生じるのか。黒字店は店の規模が大きいから? いや、調査に回答してくれた個店オーナー同士を比べると、赤字店(44.3坪=約146m2)よりも黒字店(41.9坪=約138m2)の方が小さいのだ。それなのに、年商は赤字店3214万円に対し、黒字店4912万円。黒字店の売り上げは赤字店の1.5倍に達する。

そこにはやはり、黒字店主の努力や工夫があるはず。次ページ以降、その“違い”が明らかになる。


Next: 他店の視察、セミナー……黒字店主はやはり勉強熱心

前のページへ次のページへ
日経レストランONLINE トップへ