「食べ残しの持ち帰り」に注目
エスワイフード(世界の山ちゃん)社長
山本重雄(やまもと しげお)
1957年岐阜県生まれ。高校卒業後、海上自衛隊に入隊。3年後、飲食業を目指して除隊し、名古屋の居酒屋で修業。81年24歳で「串かつ・やきとり やまちゃん」オープン。「幻の手羽先」を看板に店舗を増やし、2009年3月現在、58店を展開。社員数約140人、年商約74億円
文=芦部 洋子
写真=鈴木 愛子
鳥インフルエンザ発生の中
手羽先を看板に東京初出店
「手羽先が入らないって? どういうことですか!」。エスワイフード社長の山本重雄は、携帯電話を握りしめて叫んだ。2004年1月23日のことだ。
当時、山本が経営する居酒屋チェーン「世界の山ちゃん」は、名古屋名物・手羽先唐揚げ「幻の手羽先」を看板メニューに、名古屋市内に約30店舗を展開。2月中旬には初の東京出店となる新大久保店(東京・新宿)開店を控え、準備に駆け回っていた。
電話の相手は手羽先を扱う卸売業者だ。「タイで鳥インフルエンザが発生したんです。タイ産の鶏肉は輸入停止になりました。社長! 手羽先が入荷できません!」。
山本は、足元の地面が傾いたような衝撃を覚えた。
Next: もうダメだ、会社も潰れる
- 薬膳料理を手軽に楽しむためのカフェ(2012/05/16)
- 立ち飲み業態のフランス料理店がオープン(2012/05/16)
- ピッツァ激戦区中目黒にあえてピッツァ店を開店 お得なランチと炭火焼に、男性客も詰めかける(2012/05/15)
- 舌がしびれる辛みを再現したタレ/炭酸水を注ぐだけでモヒートが作れる(2012/05/14)
- ノンアルコールカクテル100種 女性客の心を掴む(2012/05/11)















