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知っておきたい店情報

ステーキ肉を載せたうどん

牛味うどん どんぱっぱ(うどん店、大阪府大阪狭山市)

2006年4月14日

文=石田 千代
写真=大亀 京助

牛肉ベースのスープはあっさりした味わい。うどんは麺の表面にスープが染み込むように半年かけて開発した

うどんよりもボリューム感があり、ラーメンよりはあっさりしている──。

どちらでもない新しい味を求めて、大阪で人気の焼き肉店「炭火焼市場のて」などを展開する新生食品(大阪府堺市、野手宏昭社長)が「牛味うどん」を開発。専門店として全国展開を目指すという。店名は「牛味うどん どんぱっぱ」。2月8日に大阪のベットタウン、狭山市にオープンした。

牛味うどん最大の特徴は、スープ。牛肉の部位を4種類と鶏ガラ等を使用し、5時間煮込むことによって出来上がる。


うどんにトッピングする牛肉は、炭火でお客の目の前で焼いた熱々を提供

この牛スープをベースに、焼いたカルビを乗せた「極上霜ふりカルビうどん」(980円)、牛テールを煮込み、コムタンスープに似た味わいの「男の子うどん」(700円)、スープに豆乳と生クリームを加えたシチューのようなまろやかな味わいの「ホワイトクリームうどん」(680円)など、商品群もユニークだ。

目玉商品は、「極上霜ふりロースうどん」(1380円)。通常、ステーキとして提供する最高級クラスの牛肉をのせた迫力あるメニュー。1日5食の限定品で、消費者の心に牛味うどんを印象付けるために採算割れ承知で提供する。

ちなみに麺は、うどんとラーメンの選択が可能。どちらも特注品。牛肉の脂やスープとの相性を考え、半年かけて開発した。


住宅街らしく客層は幅広い

焼き肉店の新生食品が、うどんの新業態を考えたのは「質の高い牛肉の仕入れには自ずと限界があり、焼き肉店で多店舗化するのは難しいから」(野手社長)。その点、牛味うどんならば、必要な牛肉の量や種類も焼き肉店より大幅に絞り込める。

将来は、FC方式による全国展開を狙うが、まずは、大阪で2、3店舗を開店。実験店舗として、メニュー数の絞り込みやオペレーションの確立を行う予定だ。既に、関東進出も視野に入れているという。


店舗DATA

大阪府狭山市茱萸木5-741-1
TEL:072-367-8000
2006年2月8日開業●店舗面積/48坪(158.4m2)●席数/69席●営業/11:00〜23:00 無休●目標月商/650〜800万円●客単価/昼800円夜1200円(推定)●初期投資額/5600万円●スタッフ数/(ピーク時)8人●施工/吉野創美●デザイン/沼田行正デザインオフィス●経営/新生食品


※この記事の情報は、2006年3月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。