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知っておきたい店情報

小皿料理が揃ったスペイン風イタリア料理店

カフェ リゴレット(創作イタリアン、東京・吉祥寺)

2006年5月26日

文=源川 暢子
写真=喜多 剛士

スペインの小皿料理、「タパス」風の前菜は全品500円。「イイダコのトマト煮込み」、「完熟フルーツトマトのブリュスケッタ」など常時15種類以上用意する

本誌に「愛される接客」を連載している新川義弘氏が、外食支援事業のリンク・ワン常務取締役への転身後、初めて手がける新業態店「CafeRIGOLETTO」(カフェ リゴレット)が4月1日、東京・吉祥寺にオープンした。

同店のコンセプトは、“スパニッシュ・イタリアン”。スペインバルとカジュアルなイタリアンを融合させた。そこには、「お客様を楽しませる料理と空間、さらに色々な意味で“サプライズ”のある店を作りたい」という新川氏の想いが込められている。

看板料理は、スペインの小皿料理「タパス」風の前菜、店内で打ちたてを提供する生パスタ、窯焼きのピザなど。前菜は、1皿500円均一のメニューが常時15種類以上揃えられ、“選ぶ楽しさ”を打ち出す。さらに、料理に合わせるカクテル、生ビールも500円。ワインはボトル2500円のものを赤・白合わせて20種類揃えており、お客が酒と料理を気軽に組み合わせて楽しめる仕組みだ。

また店内は、入口付近にバル風の立ち飲み席、1階奥のダイニングには、調理シーンが間近に眺められるカウンター席やシガーを楽しめるソファ席、2階にはラウンジ風の半個室やバーカウンターなど、お客が用途によって選べるよう、多彩な空間を組み合わせるのも、“新川流”の演出だ。

(左)店内で、打ちたてを調理するパスタ類も看板商品。太目のリングイネを使った「4種のトマトのアラビアータ」(700円)は人気メニューだ
(中)1階のカウンター席は、目の前にオープンキッチンが広がり、手打ちパスタや窯焼きピザなど、ライブ感あふれる調理シーンが楽しめる
(右)2階は、ワインセラーをパーティションにした半個室やバーカウンターが設けられており、落ち着いたラウンジ風。店内で多様な雰囲気が楽しめるのがポイントだ

開店にあたって、スタッフ全員を順番にすべての客席に座らせ、お客の目線を考えたサービスを実践できるよう、トレーニングも積んだという。座る席によっては、スタッフの死角に入り、お客の反応に気づきにくいといったことが生じるのを未然に防ぐためだ。

「子供から大人まで、どんなシーンにも利用してもらえる地域密着型の店にしたい」という新川氏。フレキシブルなスタイルを生かした多店舗展開も視野に入れている。


店舗DATA

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-14-25 吉祥寺第2マーブルビル1、2F
TEL:0422-28-7676
2006年4月1日開業●店舗面積/115坪(379.5m2)●席数/146席●営業時間/11:30~翌4:00、無休●スタッフ数/12~15人●客単価/昼1000円、夜3500円●目標月商/2000万円●初期投資額/約1億5000万円●設計・デザイン/佐野岳士●経営/HUGE


※この記事の情報は、2006年4月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。