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知っておきたい店情報

健康志向&具材が多い韓国粥の直営1号店

ボンジュク 赤坂店(韓国伝統粥専門店、東京・赤坂)

2006年12月1日

文=やぎぬま ともこ
写真=高瀬 信夫

手前が、キムチとタコの栄養を閉じ込め、胃腸にやさしく疲労回復効果がある「キムチとたこのお粥」(1200円)。奥は、もち米と白米を1:1で合わせて作った滋養強壮効果が高い「参鶏粥」(1200円)

店名の「ボンジュク」は「本粥」と書く。赤坂店は韓国で700店を展開する企業、ボンジュクが日本に初めて出店した直営1号店だ。韓国伝統の本物のお粥を追求するお店として、マスコミからも脚光を浴びている。

韓国粥は、韓国の「家庭の味」の代表的料理。日本ではお粥といえば、風邪をひいた時や体調が悪い時に食べるという印象が強いが、韓国では日常食の1つ。体にやさしくてヘルシーなお粥は大人気だ。

日本進出の理由を、「健康への関心が高く、市場を開拓しやすいのではと考えた」と話すのは、広報担当の安民濟氏。

お粥の効能を分かりやすく説明したメニューブック上には、「特選栄養粥」や「伝統健康粥」など、合わせて17種類が並ぶ。人気が高いのは、「海鮮盛り合わせ粥」や、韓国伝統の参鶏湯の栄養をそのままとれる「参鶏粥」。女性の支持を集めているのは、炊いたご飯とカボチャや黒ゴマをミキサーで合わせた「かぼちゃ粥」や「黒ゴマ粥」だ。


女性に人気の、ほんのり甘い「かぼちゃ粥」(900円)。上には米の団子を載せている

中国粥に比べて、トッピングが多いのも韓国粥の特徴だ。お粥は、すべてセットメニューで、「牛肉の醤油漬け」「キムチ」「水キムチ」などが付く。お粥以外はおかわり自由だ。さらに、すべてのメニューを持ち帰られる。店内で食べ切れない分を持ち帰る女性客も多い。


店内は1階が禁煙、2階は喫煙席

夜になると一人暮らしのサラリーマンやOLがテイクアウトの注文をする。ある女性は「コンビニ弁当より安全でヘルシー。何よりバランスの良い食事なのが嬉しい」と話す。

現在は赤坂店に続き、都内に新大久保店、荻窪店をオープンした。「韓国の味をそのまま伝えたい」と、韓国で修業した韓国人に調理を担当させている。4号店以降はフランチャイズ化を検討しているが、調理スタッフをどうするかという課題も残っている。


店舗DATA【赤坂店】

東京都港区赤坂3-18-9
TEL:03-3505-0609
2005年7月12日開業●店舗面積/20坪(66m2)●席数/1F16席、2F28席●営業時間/10:00~22:30(L.O.)、土日祝~20:30(L.O.)、無休●スタッフ数/6人●客単価/1200円●原価率/30%●月商/540万円●設計・施工/自社【新大久保店】●TEL:03-3204-1198【荻窪店】●TEL:03-3396-7707


※この記事の情報は、2006年10月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。