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知っておきたい店情報

店内で収穫体験もできるフルーツレストラン

「Vifu(ビフウ)」(フルーツレストラン、東京・新宿)

2007年9月7日

文=やぎぬま ともこ
写真=高瀬 信夫

フルーツをふんだんにトッピングした「微風フルーツでうまったピッツァ」(1280円、手前)、ソースにマンゴーの果汁を使った「サイコロステーキとマンゴーのデュエット」(1500円、奥)

野菜人気が高まり続けているが、フルーツも注目度がアップしており、フルーツを料理に使う例も増えている。

そうした中、フルーツスイーツにフルーツカクテル、フルーツを使ったピザや肉料理など、フルーツ尽くしの店が登場、人気を博している。

「Vifu」は、南国フルーツを看板にしたフルーツレストラン。休耕田を有効活用し、年間60種類の南国フルーツを栽培している「那須元気くらぶ」と提携し、フレッシュなフルーツを仕入れている。

代表の笹谷宇志雄氏は、福祉施設利用者の園芸療法の一環として、育てる楽しみのある南国フルーツの植栽に着目し、実践してきた。店舗は、これまで培ってきた南国フルーツ栽培のノウハウを生かせる場としてオープンさせたという。


(左)フルーツドリンクも豊富。「パッションフルーツサワー」(750円、奥)は爽やかな飲み口
(右)今週のフルーツから3点選べる「フルーツカスタムセット」(1000円、写真はシュガーアップル、マンゴー、ランブータン)

メニューは笹谷氏が考案。フルーツのデザートやジュースはもちろん、南国フルーツをたっぷりと使ったピザや創作料理まで、幅広く提供。カクテル、ワインをはじめ、アルコール類も充実している。パイナップルやマンゴーなど、おなじみのフルーツから、三尺バナナ、ミラクルフルーツ、アセロラ、ドラゴンフルーツ、ブラジル原産のジャボチカバ(直径2cmほどの黒っぽい実でライチに似た風味)といった珍しいものまで、季節ごとのフルーツが登場する。


店内にはミラクルフルーツやパイナップル、パッションフルーツなど、南国フルーツの植栽が置かれている

また、店内にはフルーツが植栽として置かれ、パッションフルーツの受粉やバナナの収穫などの体験ができるのも特徴。これらの植栽の手入れや管理、トロピカルフルーツの供給は、「那須元気くらぶ」の福島直彌氏が担当している。

目下の課題は、従来のフルーツパーラーと差異化し、客層を拡充すること。フルーツを使った料理メニューやアルコールをアピールすることで、レストランバーとしての利用をうながしたいと、奮闘している。


店舗DATA

東京都新宿区新宿3-11-11 ダイアン新宿ビル4F
TEL:03-3355-3053
2007年2月開業●店舗面積/28坪(92.4m2)●席数/48席●営業時間/11:30~23:30、無休●客単価/昼880円、夜3200円●目標月商/450万円●スタッフ数/6人●経営/KDライフデザイン●設計/共同建築


※この記事の情報は、2007年7月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。