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知っておきたい店情報

「ボクがお客を呼ぶニャン」猫カフェ人気でFC展開も

「猫のまほう」(猫カフェ、東京・西五反田)

2008年9月8日

文=橋本 伊津美
写真=小川 玲子

19匹の猫たちが思い思いに過ごすスペース。猫たちとコミュニケーションができる。猫は愛護団体から譲り受けたり、ブリーダーから購入。猫たちの体調管理を一番に考え、えさの与え方や空調管理、ストレスケアなども気を配る。定休日もスタッフが世話をしに来る

最近、ちらほら登場し始めた猫カフェ。飼っている犬を連れて行くドッグカフェと違い、猫カフェは、店にいる猫たちに会いに行くスタイル。可愛らしく気まぐれな猫に癒されると、人気が拡大中だ。

東京・西五反田に開業した「猫のまほう」は、アメリカンショートヘアーやペルシャなど19匹の猫たちと遊べる猫カフェだ。名古屋、横浜(FC店)に続く3店舗目で、自宅では猫が飼えない、いろいろな猫と触れ合いたいという猫好きが、友人や恋人と来店する。都内からにとどまらず、東京観光のポイントとして全国からも訪れる。

同店は、店舗がメゾネットタイプ(2フロア)になっている構造を生かし、下のフロアで飲食を提供して、上階で猫たちと遊べるようにしたことで、においや抜け毛など衛生面の問題をクリアした。15分300円(飲食代は別途)の時間課金システムで30分以上からの利用が条件だが、ほとんどの人は飲食とのセットメニューを利用して1~2時間を過ごす。

(左)ランチのセットメニュー(50分・1200円)には、鶏ササミを裂いた猫用のおやつもついている
(右)猫の顔の形をしたコロッケは人気が高い

平日のランチタイムは食事がついた50分1200円~120分3000円のセットを用意しており、料理はパスタやピタ(パン)、フォカッチャから選ぶ。猫用のおやつ(鶏ササミ)もついており、猫に食べさせることができる。猫の顔をかたどったコロッケ「にゃんコロ~♪」にケチャップで顔を描けたり、お気に入りの猫のイメージで作るオリジナルカクテル(600円)などユニークなメニューも豊富だ。といっても、冷凍食品を活用したりすることで、厨房設備も最小限にとどめ、コストを抑えている。

(左)猫耳カチューシャ(1500円)をはじめ、オリジナルグッズも販売。スタッフは猫耳をつけて接客に当たる
(右)「友達の家に行くとたくさんの猫がいて楽しい時間を過ごせる」というコンセプト通り、飲食スペースはリビング風

中村一也社長は、「映画館同様、デートコースの一つとして定着すれば」。2009年1月頃までに都内に4店舗(うちFC3店舗/FCの加盟金は300万円、ロイヤリティーは7%)を出店予定で、全国の50万人以上の都市に出店を見込んでいる。

店舗DATA

東京都品川区西五反田8-4-15 7・8F
TEL:03-3868-2504
2008年6月開業●店舗面積/40坪(132m2)●席数/26席●営業時間/11:30~翌5:30(4:30L.O.)、日曜~22:00(21:30L.O.)、水、第3木定休●客単価/ランチ1200円、ディナー2000円●目標年商/4000万円●スタッフ数/14人●経営/舞歩

※この記事の情報は、2008年8月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。