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知っておきたい店情報

焼きドーナツに1日200人 旬の果物やソースでアレンジ

「ミエルドーナツ銀座本店」(ドーナツカフェ、東京・銀座)

2009年1月22日

文=橋本 伊津美
写真=小川 玲子

焼き立てのプレーンドーナツに抹茶のアイスクリームとあずきを添えた和風のプレート(1300円、ドリンク付き)。さっくりとした軽い歯ざわりのドーナツと和風の甘みがよく合う

行列して買うのは当たり前といってもいいほど、ドーナツがブームの昨今。焼きドーナツのテイクアウト店を大阪、神戸、銀座などで経営するミエルが、東京・銀座にカフェを併設した旗艦店「ミエルドーナツ銀座本店」を出店した。

7月の開店以来、カフェ、テイクアウトの1日の利用者がそれぞれ約100人と好調を維持。若い女性だけでなく、中高年の男性がドーナツをほおばる姿も見られる。

(左)銀座の中央通りから少し入った場所にあるミエルドーナツ銀座本店。大阪、千葉、東京に直営店を4店舗展開するほか、羽田空港やユニバーサルシティウォークでも商品が扱われている
(右)生地を搾り出して、型に流し込んで焼く。テフロン加工なので油はほとんど使わない。およそ5分で焼き上がったらやさしく取り出す

ドーナツ生地はさっくりと歯切れの良い食感が出る小麦粉に、卵と、季節に応じてヨーロッパや北海道から取り寄せている濃厚でミルキーな風味をかもし出すバターをブレンド。これをドーナツ型にくりぬいたテフロン加工のホットプレートで焼く。「油のべとつきがなく、食感があっさりとしている点が受けている。日持ちもするので、お土産にしやすいようです」とミエルドーナツ銀座本店スーパーバイザーの津崎愛さん。

銀座本店で初めて導入したフルサービスのカフェスペースでは、一番人気の焼き立てのプレーンドーナツにバターを添えたシンプルなプレート(1100円)や、「抹茶アイスとつぶあん和風ドーナツ」(1300円、いずれもドリンク付き)など果物やアイス、ソースを使った華やかなプレートメニューを提供。比較的空いている朝の時間帯に来店する常連客もいる。プレートメニューは、ここでしか味わえないため、週末は満席になるほど。

(左)赤と白で統一されたお洒落な店内。テイクアウトのスペースでは、中央のガラスケース(手前)にドーナツをアートのようにディスプレイしている。レジのすぐ横(左奥)では、ドーナツを焼いている様子も見せ、焼き立ての香りを感じられるなど視覚、嗅覚にも訴えかける
(右)テイクアウトスペースの横にあるカフェスペース。プレートメニューが中心だが、他店では食べられない本店の味を求めるお客で1日5回転する

テイクアウトでは常時8種類を販売しており、「プレーン」(140円)のほか、サイコロ状のイモとゴマを入れた「焼き芋」(210円)や、抹茶生地に小豆を練りこんだ「大納言」(210円)など個性的な商品も。近隣に勤めるOLなどが、おやつ感覚で、1個単位で購入することもあれば、地方から訪れて、何十個もまとめて購入するケースも目立つという。

店舗DATA

東京都中央区銀座6-12-1
TEL:03-6218-0112
2008年7月開業●店舗面積/36坪(118.8m2)●席数/23席●営業時間/11:00~20:00(カフェは19:30L.O.)、不定休●客単価/1000~1300円●1日の来客数/カフェ・テイクアウト、いずれも約100人●スタッフ数/10人前後●経営/ミエル

※この記事の情報は、2008年11月現在のものです。変更されている可能性がありますのでご注意ください。