
食材費と人件費をとことん抑えステーキランチ680円を実現
ヌーベルダイニング キャトルラパン(創作フレンチ、大阪・堂島)
2009年9月18日
文=羽野 羊子
写真=水野 浩志
肉はオーストラリア産、チルドのリブロース。肉の塊をオーダーごとに切り分け、目の前の鉄板でミディアムレアに焼き上げる。+200円で0.5枚(90g)ずつ追加可能
雑居ビルの5階ながら開店1時間前からお客が並び始め、開店と同時に満席になる。お客の目当ては平日限定のステーキランチ。180gのステーキにサラダ、スープ、ライスが付いて680円。お客に「儲ける気あるん?」と言われるのも納得だ。
だがオーナーシェフの青木秀隆さんは「儲ける気はしっかりあります」。まず精肉店と年間契約を結んで仕入れ価格を抑えた。また自分1人で店を回せるよう、昼のメニューは仕込みが簡単なステーキランチのみとした。従業員に支払う給料はゼロ。だから680円という破格値でも1食につき100円の利益が出るという。680円は「お客が週イチで通える値段」(青木さん)でもある。
夜は一転、7000円と1万円のコースのみの創作フレンチの店に。予約客は半額となるため、2杯ほど飲んでも1人当たり約5000円とお手頃価格は変わらず、昼のお客が夜に来ることも多い。

店舗DATA
大阪市北区堂島1-3-33 新地萬年ビル5F
TEL : 06-6343-8663●2001年8月開業●店舗面積/5坪(16.5m2)●席数/9席●営業時間/平日12:00~売り切れ次第終了、18:00~24:00、土17:00~24:00、日祝休●客単価/昼800円、夜4400円●1日の来店客数/30人●原価率/60%
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