
「市場+飲食店」のハイブリッド業態で集客
Natural Restaurant N_1155(イタリアン&スペインバル、東京・中目黒)
左:野菜の販売はアイドルタイムも行う。生産者とスタッフが直接コミュニケーションできるので、食材に関心のある人が集まり活気にあふれている。右:ランチは1000円台が中心
東京・中目黒の「N_1155(エヌイレブンフィフティファイブ)」は店頭で有機や無農薬の野菜を売る“市”を開き、集客につなげている。
1階はスペインバル、2階はイタリアンという同店のオーナー菊池庸介さんは、各地から厳選した野菜を直接仕入れている。それを“地域住人へのおすそ分け”として店先で販売したところ評判になり、2008年から毎週日曜日に生産者を招き「中目黒市場」として野菜の直売を始めた。レストランは地域外のお客が多く、野菜市場は近隣の年配者が利用していたが、直売を通じて地元客の飲食利用が増加。飲食売り上げは5~10%伸びた。
直接仕入れは鮮度が良いが、量が多くムダが出ることがある。同店では売れ残った野菜は積極的にメニューに活用し、鮮度維持と在庫管理を両立させている。食材への関心が高まる中、「市場+飲食店」のハイブリッド業態に注目したい。

店舗DATA
目黒区中目黒1-1-55
TEL:03-3760-1001●2007年7月開業●店舗面積/30坪(99m2)●席数/1階14席、2階30席●営業時間/12:00~15:00(L.O.)、18:00~0:00(L.O.)●客単価/昼1100円、夜5000円●1日の来店客数/140人●月商/800万円●目標原価率/30%●経営/ナチュラルドア
文・写真=鈴木 挂水
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