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知っておきたい店情報

懐かしい昭和のスパゲティでオトナ世代の心をわしづかみ

スパゲッティーのパンチョ(スパゲティ専門店、東京・渋谷)

2010年4月16日
スパゲッティーのパンチョ(スパゲティ専門店、東京・渋谷)

写真手前は並盛りの「ナポリタン(目玉焼き)」(700円)、後ろは「ミートソース(大盛り)」(650円)。昭和の味を再現するために、麺はアルデンテにしたパスタではなく、あえてゆで置きした“スパゲティ”を使う

「路地の地下で20坪」という立地ながら開店数カ月で月商600万円をたたき出しているのが「スパゲッティーのパンチョ」だ。メニューをナポリタンとミートソースに絞り、懐かしい昭和の味を徹底して再現することで、30~50代の“オトナ世代”の心をわしづかみにした。

ボリュームも圧巻だ。一般的なスパゲティの1人前は200g(ゆで上がり重量)が相場だが、同店の並盛りはその倍の400gだ。さらに同価格で小山のような大盛り600gも注文できる。この大盛りがネットで評判になり口コミに火が付いた。宣伝費をかけずとも急速に行列店に成長し、今も客足が伸びている。

メニュー開発を行った石原剛史店長によると「ネットの口コミによる集客はうれしい誤算。メニューを限定して効率化を図り、原価と経費をとことん引き下げたので、大盛りの注文が増えても経営は順調」という。

MAP

店舗DATA

東京都渋谷区道玄坂2-6-2 B1F
●TEL:非公開●2009年11月開業●店舗面積/20坪(72.73m2)●席数/22席●営業時間/11:30~23:00、無休●客単価/780円●客数/平日270人、週末320人前後●月商/約600万円●原価率/34%●経営/ファイブグループ

文、写真=鈴木 桂水