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知っておきたい店情報

高級店の“脱・接待”への挑戦 本格中華を小皿料理で提供

紫玉蘭(チャイナバル、東京・東麻布)

2010年9月17日
紫玉蘭(チャイナバル、東京・東麻布)

手前から時計回りに「自家製豆腐入り肉団子」(630円)、「赤唐辛子の紹興酒漬け」(530円)、「さざえの豆板醤和えクレープ挟み煎り焼き」(840円)、「上海式ポテトサラダ」(530円)、「椎茸の細切り黒酢和え」(530円)。奥は、自家製のサングリア。1杯730円~。

東京・東麻布の「紫玉蘭」は温冷28種類のタパス(小皿料理)を揃えたチャイナバル。客単価1万2000~1万8000円の高級中国料理店「中国飯店」「富麗華」を展開する中条商事(東京都港区)の新業態で、従来の顧客の子供世代(20代後半~40代)が気軽に来られる店を狙った。

タパスは「北京ダック」や「ピータン豆腐」などの定番のほか、「さざえの豆板醤和えクレープ挟み煎り焼き」など目新しいものも用意。「リピーターが多いため年4回程度メニューの入れ替えを行う」(尾崎順一総支配人)。

「居酒屋を意識した業態」でタパスをつまみに酒を飲むという利用を想定していたが、実際は前菜感覚でタパスを1人1~2皿注文し、麻婆豆腐や魚・肉料理、点心、デザートなどを楽しむスタイルが定着。同社ではポケットマネーで来られる業態の成長性は高いとみて、将来的には多店舗化も考えている。

MAP

店舗DATA

東京都港区東麻布3-4-3 TEL:03-5575-7878●2010年2月開業●店舗面積/81坪(267m2)●席数/93席●営業時間/ランチ月~土11:30~14:00、ディナー月~木17:30~23:00(L.O.)、金土17:30~24:30(L.O.)、日休●客単価/2F 5400円、3F 6150円●月商/1400万~1500万円

文=橋本 伊津美、写真=室川 イサオ