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知っておきたい店情報

ぬる燗のお酒を半合から提供 女性引き付ける日本酒業態

ぬる燗 佐藤(和食、東京・六本木)

2012年10月5日
ぬる燗 佐藤(和食、東京・六本木)

写真手前は、醤油さしを徳利代わりに使った「ちょい飲み」のお酒。お酒の銘柄と特徴を書いた紙を右下のような用具に掛け一緒に出す。別銘柄の追加オーダーがあれば、その都度説明書きを足し、お客に持ち帰ってもらう。多くのお客が「ちょい飲み」を6~7種オーダーする。料理は手前から「いくらぶっかけポテサラ」(600円)、お通し(ハマグリの酒蒸し、600円)、寿司屋のつまみにヒントを得たという「穴子の白焼き」(手前、400円)と「のどぐろ」(奥、1000円)の魚串

東京・六本木に、40度に温めたぬる燗の日本酒を売りにした和食店「ぬる燗 佐藤」がオープンした。店名に「ぬる燗」とあり、日本酒をひと手間かけて提供していることが伝わってくる。

日本酒はぬる燗にすることで、冷や(常温)や冷酒よりも甘味や香りを楽しめる。冷酒や熱燗に比べて、ぬる燗はまだ広く知られていない。この飲み方をきっかけに、約120種をそろえる日本酒の特徴や、お酒の適温に関する話題などでお客との会話が弾みやすい。もちろん、冷酒や熱燗も出している。

日本酒メーンのお店としては珍しく、お客の6割が女性という。女性から支持を受けているのは、「ちょい飲み」という同店ならではのスタイル。これは5斥(セキ)(半合、300円から)の試し飲みだ。6~7種を試し飲みしていく女性の一人客の姿も多い。

ぬる燗 佐藤(和食、東京・六本木)

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店舗データ

東京都港区六本木7-17-12 六本木ビジネスアパートメンツ1F TEL:03-3405-4050●開業/2012年8月6日●店舗面積/29坪(95.7m2)●席数/26席(カウンター12席、個室3)●営業時間/11:30~13:30(L.O.)、17:00~22:30(L.O.)、日休●客単価/昼950円、夜5000~6000円●1日の来店客数/約60人●目標月商/550万円●経営/東京レストランツファクトリー

(文=大塚千春、写真=室川イサオ)