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知っておきたい店情報

少数民族に伝わる料理を 現地に近い味で再現

ナポレオンフィッシュ(中国少数民族料理店、東京・麻布十番)

2012年10月12日
ナポレオンフィッシュ(中国少数民族料理店、東京・麻布十番)

手前は「ナポレオンフィッシュの発酵唐辛子のせ」の「切り身蒸し」(1200円)。魚を沖縄から取り寄せているため、予約するのが確実。「兜~カブト~蒸し」(2400円)もある。奥は白霊茸やエリンギなどをたっぷり使った「タイ族式海老ときのこのバナナリーフ包み」(1600円)。人参やキャベツ、大根、セロリ、唐辛子などを白酒に漬け込んだ発酵漬物や、冬に豚肉を干して作る発酵ベーコンなど自家製の発酵食品にこだわる。お客はクチコミを頼りに来ることが多い

発酵食堂「豆種菌」(東京・祐天寺)などを展開するイイコ(東京都目黒区)が、中国・貴州省のミャオ族や雲南省のタイ族など、少数民族に伝わる発酵調味料を使った中国料理店「ナポレオンフィッシュ」を東京・麻布十番にオープンした。

実際に現地を訪れ、少数民族の食生活を体感した小山内耕也料理長は、「日本ではまだ知られていない中国料理を食べてもらいたい」と話す。

看板メニューは高級魚ナポレオンフィッシュの蒸し料理。中国で買い付けた発酵唐辛子を乗せて提供している。そのほかの料理にも、店で仕込む発酵ベーコンや発酵させた漬物などを使用。

食通への認知を高めようと、話題になりやすい麻布十番に出店した。料理がマニアックなため、料理説明に注力して魅力を伝える。今後は、ランチ営業を通してファン層を広げていく狙いだ。

ナポレオンフィッシュ(中国少数民族料理店、東京・麻布十番)
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店舗データ

東京都港区麻布十番1-6-7 2F TEL:03-3479-6687●2012年8月8日開業●店舗面積/21坪(69.3m2)●席数/32席●営業時間/火~金11:30~15:00(14:00L.O.)、18:00~23:30(22:30L.O.)、土日祝11:30~15:00(14:00L.O.)、17:00~22:00(21:00L.O.)、月休●客単価/6000円●目標月商/600万円●経営/イイコ

(文=橋本伊津美、写真=室川イサオ)