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知っておきたい店情報

関西でもんじゃ焼きに行列 コク増した独自の味で人気

お好み焼&もんじゃ焼 百十 なんばこめじるし店(お好み焼き・もんじゃ焼き店、大阪・難波)

2013年11月8日
お好み焼&もんじゃ焼 百十 なんばこめじるし店(お好み焼き・もんじゃ焼き店、大阪・難波)

一番人気の「ももじゅうスペシャル」(1200円)。赤ワイン入りのだしで溶いた生地は香り高く、コクがある。東京風のもんじゃより、具材が3割ほど多いことも特徴だ。もんじゃは26種あり、キャベツの代わりにご飯を入れた「永谷園のお茶漬けもんじゃ」(700円)など変わり種も多く、それぞれのメニューにファンがいる

関西ではなじみの薄いもんじゃ焼きに力を入れ、大阪で行列ができている店が「百十(ももじゅう)」だ。人気の理由は、あっさりした味が多い一般的なもんじゃと異なり、濃厚でコクがある味にしたこと。

大阪出身の松永光司オーナーは、東京でコクのあるもんじゃ焼きを出す店を見つけた。「水で粉を溶く店も多い中、鶏ガラと香味野菜でだしを取る店にほれ込んだ」。

通いつめてだしの取り方を学び、さらにセロリや赤ワインなどを加えた香り高いだしを開発。現在のお好み焼きともんじゃ焼きを柱にした店を出した。当初はもんじゃ焼きの認知度が低く苦戦したが、お好み焼きを調理する待ち時間にもんじゃ焼きを薦めたところ、「生地がおいしい」と、コクを増した独自のもんじゃ焼きが次第に評価された。今では1日の出数は100枚弱と、お好み焼きの2倍の出数がある人気商品に育った。鉄板に広げた生地をコテで叩かず、蓋をしてふんわりと焼き上げる独自のお好み焼きとともに2枚看板となっている。

お好み焼&もんじゃ焼 百十 なんばこめじるし店(お好み焼き・もんじゃ焼き店、大阪・難波)

週末は1日中行列ができるため、店外に並んで待つ客のためのいすを用意している

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店舗データ

大阪市浪速区難波中2-10-25 なんばCITY なんばこめじるし内 TEL:06-6644-2937●開業/2007年6月27日●店舗面積/22.5坪(74.4m2)●席数/41席●営業時間/11:30~23:00(22:30L.O.)、火休●客単価/1580円●1日の平均来店客数/平日120~130人、土日祝250人●月商/700万円●原価率/30%●経営/百十

(文、写真=羽野羊子)