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Tech-レストラン

お客がパネルを操作して自ら注文 3人の会計を並行処理できる機種も登場

タッチパネルを採用したPOSレジ

2010年11月18日

文=齋藤 訓之

店舗面積が小さいお店が、お客の回転率を上げて売上高をアップさせる。その方法として効果的なものの1つは、テイクアウトを増やすことだ。イートインのスペースがある店なら、会計と商品提供を同時に行う「キャッシュアンドキャリー」を採用するのも一案。接客を効率化できるからだ。これらはお店にメリットがあるばかりでなく、ランチの時間を効率的に使いたいオフィス街のお客にも喜ばれる方法だろう。

そんなテイクアウトやキャッシュアンドキャリーのお店で使いやすいPOSレジが登場している。NECインフロンティアの「TWINPOS5500Pi」は、タッチパネル式のカラー液晶ディスプレイを2つ、背中合わせに搭載していることが特徴だ。お客は自分に向いたディスプレイをタッチして、注文する。スタッフは反対側のディスプレイを見ながら、同時に会計を行う。搭載できるディスプレイは12型と15型の2つがあり、お客側だけを大きめにすることも可能だ。

テラオカの「WEB2800i」は最大で3人分の会計を同時に処理できる。ディスプレイ上部に3つタブが表示され、そのタブにタッチすることで、それぞれの会計画面を切り替える仕組みだ。

通常、会計作業中に別のお客の処理を割り込ませようとすると、一旦仮締めする必要がある。このPOSレジなら、そんな煩わしさがない。

レジを操作しながら、どれを買おうか決めかねているお客がいて、その後ろにはドリンク1本だけ買おうと商品を手にしているお客がいたとする。このレジなら、その後ろのお客の会計を先に済ませられる。

ランチの時にはいつも会計が混雑するというお店なら、この機能は魅力的なはずだ。

タッチパネル採用POSレジ2機種の概要

TWINPOS5500Pi
NECインフロンティア

本体寸法(12型×2の場合)W260×D380×H398(mm)
POS端末であり、レシートプリンタ、キャッシュドロワと組み合わせて使う。別途ソフト開発費が必要。12型タッチパネルディスプレイ×2、プリンタ、ドロワの構成の場合、価格は71万2000円 ※お客側を小型のVFD(蛍光表示管)ディスプレイにすることも可能
問い合わせ先:NECインフロンティア アプライアンスマーケティング本部 POSマーケティング部
TEL:03-5282-5830
pwsinfo@nec-i.jp.nec.com

WEB2800i
テラオカ

寸法 (キーボード含む) W340×D316×H534(mm)※本体底部の幅は245(mm)
全体に縦長のタワー型で、キーボードは本体中ほどに浮かせた形状。底部がコンパクトなので場所を取らない。
価格:120万円(税別)
問い合わせ先:テラオカ
TEL:03-3453-2111(飲食関連商品・酒井)
yoshitsugu_ sakai@teraoka.co.jp